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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻5号

1968年05月発行

文献概要

技術解説

螢光抗体法による淋菌検査

著者: 西浦常雄1 斉藤功2

所属機関: 1東京大学医学部付属病院分院泌尿器科 2青梅市立総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.317 - P.322

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はじめに
 螢光抗体法は抗原抗体反応のもつ高い特異性を利用し,スライド上で抗原抗体反応をおこさせ,それを特定の条件下で実際に観察するものである。近頃,細菌,ヴィルス,ホルモン,酵素,組織抗原などの存在を探索し,かつ同時に同定するのに利用されているが,特に感染症への応用は著しく発展した。
 淋菌への応用は1959年Deacon et al.1)が男子淋疾に利用したのが最初でその後Harris et al.2)(1961),Danielson3)〜6)(1963,1965),斉藤7)8)(1964,1967)等により応用,技術改良されつつある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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