文献詳細
技術解説
文献概要
はじめに
螢光抗体法は抗原抗体反応のもつ高い特異性を利用し,スライド上で抗原抗体反応をおこさせ,それを特定の条件下で実際に観察するものである。近頃,細菌,ヴィルス,ホルモン,酵素,組織抗原などの存在を探索し,かつ同時に同定するのに利用されているが,特に感染症への応用は著しく発展した。
淋菌への応用は1959年Deacon et al.1)が男子淋疾に利用したのが最初でその後Harris et al.2)(1961),Danielson3)〜6)(1963,1965),斉藤7)8)(1964,1967)等により応用,技術改良されつつある。
螢光抗体法は抗原抗体反応のもつ高い特異性を利用し,スライド上で抗原抗体反応をおこさせ,それを特定の条件下で実際に観察するものである。近頃,細菌,ヴィルス,ホルモン,酵素,組織抗原などの存在を探索し,かつ同時に同定するのに利用されているが,特に感染症への応用は著しく発展した。
淋菌への応用は1959年Deacon et al.1)が男子淋疾に利用したのが最初でその後Harris et al.2)(1961),Danielson3)〜6)(1963,1965),斉藤7)8)(1964,1967)等により応用,技術改良されつつある。
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