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入門講座 病理
自動包埋装置
著者: 内海邦輔1
所属機関: 1国立東京第二病院研究検査科
ページ範囲:P.353 - P.353
文献購入ページに移動 自動包埋装置は,病理組織標本作過製程のうち,脱水,脱アルコール,パラフィン浸漬過程を自動的に機械にやらせる装置である。自動包埋と呼んではいるが,最終のパラフィン包埋は人力でやらねばならない。この機械の代行する仕事はあまり高度熟練を要するものではないが,注意しないと脱水不良になったり,微小組織片を紛失したりする恐れもある。機械の取扱いと注意事項の要点を述べてみよう。
自動包埋装置は,1)脱水,脱アルコール,パラフィン浸漬の系列容器を並べた部分と,その容器内に釣下げた組織片カゴを一定時間毎に持上げて次の容器に送る装置と,3)時間を規制するタイマーの3部分からなる。
自動包埋装置は,1)脱水,脱アルコール,パラフィン浸漬の系列容器を並べた部分と,その容器内に釣下げた組織片カゴを一定時間毎に持上げて次の容器に送る装置と,3)時間を規制するタイマーの3部分からなる。
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