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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻5号

1968年05月発行

文献概要

研究

乳酸脱水素酵素測定用キット(L-TEST)の検討—超微量化について

著者: 小田真也1 柚木光男2 奥山理2 川原重治2

所属機関: 1三重県立大学医学部臨床病態学教室 2三重県立大学医学部付属病院中央検査部

ページ範囲:P.363 - P.366

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 最近乳酸脱水素酵素測定の重要性が認められるにつれて,測定法こ関しても,本法の標準法と見なされているWróblewski氏の紫外部による測定法1)のみならず,より簡易化された方法が発表されつつあるが2),他方それらを応用した測定用キットの発売をもみるに至りつつある。私達も本酵素測定にはL-TESTを使用しているが,本法は毎回血清を6倍稀釈して使用せねばならないというわずらわしさがあるので,それを除く意味で血清10λを直接採量して測定を行なうと共に,試薬も半量にして測定する方法を検討してみた。その概要を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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