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セルローズアセテート電気泳動法—グラフページ参照
著者: 小峰仙一12
所属機関: 1東京女子医大 2臨床中央検査科
ページ範囲:P.405 - P.411
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セルローズアセテートとはセルローズの水酸基をアセチル化した物質で,これを塩化エチレンやクロロホルムのような有機溶媒に溶かし,均一な膜とし電気泳動の支持体に利用される。濾紙に比べ保水量が少ないから分離性に優れ,試料も微量ですみ,また色素吸着も少ないから脱色も簡単にすむなどの利点に富むため,広く臨床検査のための電気泳動の支持体に利用されている。
セルローズアセテート膜は現在オキソイド,セパラックス,ミリポア,メンブランフォリン,セプラポア,セルロゲルなどという名称で多種のものが市販されているが,このうちセルロゲル以外のものは乾燥した膜状である。
セルローズアセテートとはセルローズの水酸基をアセチル化した物質で,これを塩化エチレンやクロロホルムのような有機溶媒に溶かし,均一な膜とし電気泳動の支持体に利用される。濾紙に比べ保水量が少ないから分離性に優れ,試料も微量ですみ,また色素吸着も少ないから脱色も簡単にすむなどの利点に富むため,広く臨床検査のための電気泳動の支持体に利用されている。
セルローズアセテート膜は現在オキソイド,セパラックス,ミリポア,メンブランフォリン,セプラポア,セルロゲルなどという名称で多種のものが市販されているが,このうちセルロゲル以外のものは乾燥した膜状である。
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