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FTA-ABS法・螢光抗体法(吸収法)による梅毒の診断法
著者: 川村明義1 村田道里1 川島豊作2
所属機関: 1東京大学医科学研究所 2日本栄養化学株式会社
ページ範囲:P.479 - P.484
文献購入ページに移動FTA-200これらの方法の欠陥をおぎなう方法としての診断法FTA(fluorescent treponemal antibody)-200法は1957年以来Decon,Harrisらによって老案,改良されてきた方法である。すなわち病原トレポネーマの塗抹標本に被検血清を200倍に希釈したもの(それより濃いと非特異螢光の出現が著しい)を反応させ,もし被検血清中にトレポネーマに対する抗体が存在すると,当然,抗原・抗体結合物が生ずるはずである。
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