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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻7号

1968年07月発行

文献概要

入門講座 血液

赤血球沈降速度

著者: 寺田秀夫1

所属機関: 1昭和大臨床病理学

ページ範囲:P.498 - P.498

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 血液に抗凝固剤を加えて細い試験管に入れ,まっすぐに立てておくと赤血球は血漿の中を沈降してしだいに管底に沈殿してくる。この現象を赤血球沈降反応あるいは単に赤沈または血沈と呼んでいる。
 この沈降する速さがいろいろの病気や状態によって変化するので,1918年Fahraeus (スエーデン)の創案以来今日まで健康診断に,また病気の診断や経過の判断に広く用いられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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