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毛細ヘマトクリット管—その種類と使いわけ
著者: 広明竹雄1
所属機関: 1国立東京第一病院研究検査科
ページ範囲:P.503 - P.503
文献購入ページに移動 最近の臨床検査には,簡便な反応の場……つまり,そのなかで反応させ,そのまま判定する目的……のために毛細ガラス管を用いる検査が普及しつつあるが,このガラス管はアメリカにおいてヘマトクリット(Ht)の微量化を目的として開発されたため,一般に"毛細ヘマトクリット管"と称されている。しかし,その後,CRP.β—LP.妊娠反応など,"毛細ヘマトクリット管"の名称がふさわしくないまでに他の検査にも使われるようになった。
したがって,初期のころの毛細Ht管はもっぱらアメリカ製品に依存していたが,毛細管を用いる諸検査がポピニラーになるとともに国産化が進み,現在では需要のほとんどが国産品でまかなわれている。
したがって,初期のころの毛細Ht管はもっぱらアメリカ製品に依存していたが,毛細管を用いる諸検査がポピニラーになるとともに国産化が進み,現在では需要のほとんどが国産品でまかなわれている。
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