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抗ストレプトリジン0価測定時の稀釈する際の試験管立について
著者: 中西寛治1
所属機関: 1国立志布志療養所研究検査科
ページ範囲:P.531 - P.531
文献購入ページに移動 抗ストレプトリジン0試験の血清稀釈は,Rantz—Randell法で,100単位以下は大きな間隔で読むようにして,急性期に低い抗体値のものは,その後よく上昇するので,100単位以下は大きな間隔でも,診断上は事が足り,初めから100単位以上抗体をもっている人は,その後あまり上昇しないので,間隔を細かくする必要があるわけである。そのため特別の稀釈法が用いられるが,倍数稀釈でないため,急いだり数例一緒に実施するとき,どこまで稀釈したかしばしば迷う事がある。そこで,試験管立(富士理研)にマジックインクで,図のように数値と印を入れておくと早く,確実に実施できる。
4件以上の時は,一緒に検査し,できるだけ稀釈その他を手早く処理し,各試験管の時間的誤差をなくすよう5件以上の時は,4件1組とし検査し,できるだけ正しい値に近ずげるように努力している。
4件以上の時は,一緒に検査し,できるだけ稀釈その他を手早く処理し,各試験管の時間的誤差をなくすよう5件以上の時は,4件1組とし検査し,できるだけ正しい値に近ずげるように努力している。
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