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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻8号

1968年08月発行

文献概要

グラフ

白血球の細胞化学

著者: 朝長正允1

所属機関: 1長崎大原研内科

ページ範囲:P.534 - P.535

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 白血球の細胞化学的染色の臨床での第1の目標が,白血病の診断ないし病型分類にあることには異論はないであろう。この場合,できるだけ多くの物質の染色を行ない,総合的に判定することが肝要であり,単一の染色のみでは思わぬ独断に陥る危険がある。白血病細胞は病的細胞であり,その含有物質の変動は発生母地による特異性のみならず,細胞未分化あるいは異分化によっても規正ないし修飾される可能性のあることに十分留意せねばならぬ。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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