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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻8号

1968年08月発行

文献概要

連載 連載対談・5

血液凝固異常についての対話<その5>—症例4第Ⅴ因子欠乏症

著者: 安部英1 天木一太2

所属機関: 1東大吉利内科 2日大第1内科

ページ範囲:P.562 - P.564

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 天木症例4は,11歳の少年で,野球のバットで打たれて,広範な血腫ができた。その治療をすると,大量の出血があった。前に歯を抜いたときにも,出血をしたことがあります。そのほかに遺伝関係があり,姉妹のうちの1人と,伯父さん,つまり男性にも女性にも,出現するということが特徴です。
 そこで凝固スクリーニング・テストが行なわれました。血小板は正常,凝固時間も正常です。しかし部分トロンボプラスチン時間と,プロトロンビン時間が延長していた。この両方が延長するには,どこに欠陥があるかということが,まず問題になりました。その点,解説をお願いします。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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