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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻10号

1969年10月発行

文献概要

1ページの知識 生理

フリップ・フロップ

著者: 宇都宮敏男1

所属機関: 1東大・電子工学

ページ範囲:P.868 - P.868

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 フリップ・フロソプ(Flip Flop)とは,2種類の安定(静止)状態をとりうる電子回路であって,2つの状態の間を遷移する動作を形容する名称である.フリップ・フロップ回路の典型例を図1に示す.
 この回路は,もしトランジスタQ1に電流が流れていないと仮定すると,Ec,Rc,R1,R2およびEbの回路で,Q2のベースは正電圧がかかり,Q2には電流が通じ,その結果R1',R2',Ebなどで定まるQ1のベース電圧は負電圧となり,はじめの仮定のとおりQ1は遮断状態になって,1つの安定状態を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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