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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻11号

1969年11月発行

文献概要

新しいキットの紹介

Leucine aminopeptidase測定に関する検討

著者: 戸沢敬夫1 太田瑛子1 長場朝子1 二階堂ミサ子1

所属機関: 1福島県立医大中央臨床検査部

ページ範囲:P.990 - P.993

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はじめに
 Leucine aminopeptidaseは,proteaseのうちexopeptidaseに属し,基質の末端α-アミノ基に隣接するpeptide結合の開裂を触媒する酵素であり,アミノ基末端にLeucineを有するとき,最も強い特異性を示す1)
 この酵素は人体各臓器に広く存在し2),急性肝炎,肝硬変,肝癌,胆道癌および膵頭部癌などで血中に増加し,トランスアミナーゼ,アルカリホスファターゼに比べ疾患特異性がかなり高いことから,臨床的に注目されている酵素となった3,4,5)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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