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Leucine aminopeptidase測定に関する検討
著者: 戸沢敬夫1 太田瑛子1 長場朝子1 二階堂ミサ子1
所属機関: 1福島県立医大中央臨床検査部
ページ範囲:P.990 - P.993
文献購入ページに移動Leucine aminopeptidaseは,proteaseのうちexopeptidaseに属し,基質の末端α-アミノ基に隣接するpeptide結合の開裂を触媒する酵素であり,アミノ基末端にLeucineを有するとき,最も強い特異性を示す1).
この酵素は人体各臓器に広く存在し2),急性肝炎,肝硬変,肝癌,胆道癌および膵頭部癌などで血中に増加し,トランスアミナーゼ,アルカリホスファターゼに比べ疾患特異性がかなり高いことから,臨床的に注目されている酵素となった3,4,5).
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