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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻2号

1969年02月発行

文献概要

グラフ

電極法によるガス分析—ILメーターを使用して

著者: 白石透1 宮沢正治1

所属機関: 1東大病院中央診療部

ページ範囲:P.111 - P.112

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 血液ガス分析は肺機能検査室,心カテーテル検査室において必須の検査であり,さらに重症患者治療における呼吸管理,腎疾患などにおける代謝性アシドージスの治療にも欠くことのできない検査である.従来,この検査にはVanSlyke検圧計とpH計の組み合わせが用いられてきたが,Van Slyke検圧計による方法は分析に時間がかかり,かつ熟練と微妙な手技が必要である.最近電気的ガス分析計の開発により,短期間の練習でO2分圧,CO2分圧,pHなどが正確に測定できるようになった.ここでは現在,最も普及しているILメーターの使用法について説明する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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