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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻2号

1969年02月発行

文献概要

私のくふう

セルロース・アセテート膜の透明化を短時間で

著者: 平子隆夫1

所属機関: 1名古屋大学病院中検生化学

ページ範囲:P.139 - P.139

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 セルロース・アセテート膜を使って電気泳動する場合,乾燥の段階で成書には,"5%酢酸でくりかえし洗って脱色した後,垂直につるして自然乾燥させる。透明化させる場合は,屈折率約1.474の透明な油に乾燥したメンブラン・フィルターを浮かべ下面から油をしみこませる"とある.
 しかし,部屋の湿度や,時間の関係で乾燥していなかったり,乾燥にムラができて全体をうまく透明化できない場合がある.そうした場合,測定値がバラつくことは当然考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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