icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻2号

1969年02月発行

文献概要

座談会

キット検査薬の長所と短所—新しい生化学検査薬の商品学

著者: 斎藤正行1 正路喜代美2 鳥田美恵子3 松村義寛4

所属機関: 1東大分院・生化学 2東大病院・中検 3専売公社東京病院・中検 4東女医大・生化学

ページ範囲:P.140 - P.148

文献購入ページに移動
臨床化学検査に用いられる試薬は種類が多く,また不安定なものは長く保存できないので,しばしば調製することになる.これを1カ所で大量に作ると,品質は一定して,コストは当然下がるわけである.このような意味で,調製試薬・キット試薬などが盛んに出回るようになった.これらの調製試薬やキット類には長所もあるが,また欠点もあるので,そのへんの理解をよくつけておかないと,検査が不正確になる.適切な使いかたをすれば,検査の能率がよくなり,しかも精度も向上するので,将来,積極的に取り入れることが望ましいものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?