icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻2号

1969年02月発行

文献概要

研究

塩酸プロカインを用いる血小板直接算定法の検討

著者: 屋形稔1 土田純子1 青島邦子1 織田島弘子1 寺尾夫支子1 佐藤久美子1 松岡松三2 塚田恒安2

所属機関: 1新大中央検査部 2新大松岡内科

ページ範囲:P.160 - P.163

文献購入ページに移動
 血小板は,出血性素因のみならず,血栓形成にも重要な役割を有していることが知られ,臨床上からも,しばしば検討されてきている.しかし,この方面での研究の障害の1つとして,血小板算定法の問題がある.すでに,多数の方法が報告,推奨されてきているが1,2,3,7,9,10),精度の点,日常検査に実施できるかの点などで,いまだ十分な方法はないと考えられる.われわれは,静脈血からも算定できる点,普通の顕微鏡でも算定可能な点より,塩酸プロカインを主成分とした稀釈液を用いるPiette&Piette (以後Piette法)の方法6)をとりあげ,種々検討したのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?