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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻3号

1969年03月発行

文献概要

カラーグラフ

潜血反応

著者: 石井暢1 梅山凉子2

所属機関: 1昭利大・臨床病理 2昭利大中検

ページ範囲:P.192 - P.193

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潜血反応は尿,その他に応用されることもあるが,主として糞便の潜血の有無判定に用いられる.糞便中の潜血は消化器の潰瘍,癌その他の疾患の診断に重要な手がかりを与える大切な検査の1つである.検査は抽出法によるのが望ましいが,多忙な検査室では直接法が広く応用される.しかし,これは抽出法に比べ血液以外の物質によって陽性を示しやすい欠点がある.また試薬の新旧,純不純によっても影響をうけやすいから,潜血反応実施において十分な配慮が必要である.(技術解説参照p.209)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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