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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻3号

1969年03月発行

文献概要

グラフ

自動血球計数装置—オートアナライザーSMA4

著者: 冨田重良1 南博迪2

所属機関: 1兵庫県立尼崎病院研究検査部 2兵庫県立尼崎病院血液検査室

ページ範囲:P.199 - P.202

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現在の自動血球計数器では血液の稀釈・撹拌などにまだ人手を要し,これがまた測定誤差の一因ともなっている.SMA 4は他のオートアナラィザーと同様,連続的流れ分折の原理に従って赤血球数,白血球数,ヘモグロビン濃度,ヘマトクリット値の4種目を同時に,しかも1時間60検体の割合で自動的に測定記録する完全自動化血球計数装置である.開発後日も浅いゆえか,改良の余地は認められるものの,血球計算の能率化,人為的誤差の排除のためには,画期的な機械であるといえよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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