文献詳細
文献概要
技術解説
潜血反応(カラーグラフ参照)
著者: 石井暢1 梅山凉子2
所属機関: 1昭和大・臨床病理 2昭和大中央研究検査所
ページ範囲:P.209 - P.212
文献購入ページに移動血液が多量にある場合には,肉眼でほとんど確認することができるし,また臨床検査材料で血液量が多少すくなくとも,血液成分に変化がなければ赤血球そのものを顕微鏡的に確認することもできよう(尿沈渣,髄液の鏡検など).また,ヘモグロビンの特有な吸収帯からも,また螢光色素で染色し,その特有なスペクトルから検出することもできよう.さらにヘミンその他ヘモグロビン誘導体の結晶を作り,それから判定することもできる.
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