icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻3号

1969年03月発行

文献概要

技術解説

連続切片製作法(グラフ参照)

著者: 千葉宗平1

所属機関: 1国立東京第二病院研究検査科

ページ範囲:P.213 - P.218

文献購入ページに移動
まえがき
 どんなことをするにも,すぐれた技術が必要であるが,それとともにいろいろの機械・器具が必要である.パラフィン連続切片を作る作業にも,病理検査技師としてのすぐれた技術とともにいろいろとミクロトームの機械のほか,こまごました器具が入用である.図1にならべた用具類も,その例でそれぞれ大切な役目をもっている.
 連続切片作製法といっても,大すじな平素の病理組織標本作製過程と変わりはないが,連続切片作製のためには,熟練した技術の持主がよく整備された機械器具や,よい資材を用い,さらに細心の注意をはらって操作しなければならない.今回はこれらの連続切片作製に必要な諸点につき,特に基礎的な方面に重点をおいて申し述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?