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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻3号

1969年03月発行

文献概要

座談会

ディスポーザブル検査器具の将来性—"使い捨て"の経済学

著者: 富山哲雄1 丹羽正治2 寺田秀夫3 戸畑ナツ子4 福岡良男5

所属機関: 1東大分院・中検 2国立小児病院検査科・生化学 3昭大助・臨床病理 4虎の門病院中央材料室 5東京医歯大・中検

ページ範囲:P.248 - P.255

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ディスポーザブルが普及した第1の条件は,経済性である.再生するより捨てることに利点をおく消費経済時代の産物であろう.しかし,医療の世界では,"医学性"をぬきにして考えることはできない.つまり,経済性より医学性を優先して考えなければならない.一方,世はあげて大量生産・大量消費の方向にすすんでいる.それに輪をかけて人手不足の時代である.医療ばかりが,超然と無視しているわけにはゆかない.事実,臨床検査の分野でも,すでに幾多のディスポーザブルが活躍している.今月はこの"時代の主役・ディスポーザブル検査器具"を取りあげてお話しいただくことにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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