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研究
プロトロンビンメーターを用いた線維素溶解時間測定法について
著者: 長谷川淳1 新木一夫2 久保田勝秀2 武山正男2 本田昌子2 森居智恵子2 竹中ますえ2
所属機関: 1北大病院第1内科教室 2北大病院検査部
ページ範囲:P.256 - P.258
文献購入ページに移動現在,線維素溶解現象の測定方法として種々の方法が考案され利用されている.しかし,現在広く利用されている全血および血漿溶解時間測定法,フィブリン溶解時間測定法,フィブリン平板測定法などの終末点ならびに溶解面積の判定は,全て目視によってなされている.そこでわれわれは主観的要素の入りやすい目視法を改め,客観的に終末点を判定する目的で,プロトロンビン時間などの測定に用いられているプロトロンビンメーター1)を用いてフィブリン溶解時間を測定する方法を考案したので報告する.
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