icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻5号

1969年05月発行

1ページの知識 血清

Coombs消費試験

著者: 安田純一1

所属機関: 1国立予防衛生研究所

ページ範囲:P.413 - P.413

文献概要

 白血球・血小板・組織細胞など,そのままで凝集反応として観察するには不向きな細胞を抗原とする抗原抗体反応の証明には,いろいろの術式が考え出されている.その1つに,抗グロブリン(またはCoombs)消費試験がある.
 これには,大別して,直接法と間接法とがある.直接法は生体内で,すでに感作されていると考えられる抗原に用いられ,間接法では既知の抗体または既知の抗原を用いて生体外で感作を行なう.すなわち,直接法は自己抗体による感作の証明に,間接法は同種抗体の証明または細胞の型分類・同定に用いられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら