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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻7号

1969年07月発行

文献概要

研究

アルブミンのZn. T. T. 値およびT. T. T. 値に及ぼす影響について

著者: 青木哲雄1 出原朗1 中島清一1 米沢文子1

所属機関: 1常滑市民病院中央検査室

ページ範囲:P.608 - P.610

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 肝機能検査法として硫酸亜鉛混濁反応(Zn. T. T.),チモール混濁反応(T. T. T.)は多くの病院で行なわれているが,測定方法や試薬などに多くの問題があり精度管理のむずかしい検査である.また,Zn. T. T. は血中γ-グロブリンと,T. T. T. はγ-グロブリンならびにβ-グロブリンの一部と反応するといわれている.しかし,血中アルブミンがこれら両検査値に及ぼす影響については,十分な検討が加えられていないようである.今回はZn. T. T. 値およびT. T. T. 値と血中γ-グロブリン量との相関を再検討するとともに,血中アルブミンおよび総タンパク量がZn. T. T. 値およびT. T. T. 値に,どの程度影響を及ぼすか考察を加えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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