icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻9号

1969年09月発行

文献概要

研究

ヘモチーム-Lの使用成績

著者: 浅野紀子1 正路喜代美1 茂手木皓喜1

所属機関: 1東大中央検査部

ページ範囲:P.797 - P.799

文献購入ページに移動
 Leucineaminopeptidase(LAP)の測定法で現在主に行なわれているのは,基質にL-leucyl-β-naphthylamineを用いる方法である.これはLAPによって遊離したβ-naphthylamineを呈色させる方法である.原法としてのGoldbargの方法1)は,Bratton-Marshall試薬との反応によるアゾ色素を比色するものであるが,その他ジアゾニウム塩カップリングによる方法2),P-dimethylaminobenzaldehydeによる比色法3),P-dimethylaminocinnamaldehydeによる比色法4)などがある.そしてこれらの方法による試薬キットが市販されている.ここに報告するのはp-dimethylaminobenzaldehydeによる比色法をキットにした"ヘモチーム-L"(第一化学)の検討成績である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?