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海外だより
東南アジアの検査室(3)—マレーシアの検査室Institute for Medical Researchを訪ねて
著者: 佐々木禎一1
所属機関: 1札医大・中央検査部
ページ範囲:P.76 - P.80
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前号で紹介したシンガポールを離れて,12月4日早朝,私はMalaysia-Singapore Airlinesのコメット機で隣国のマレーシアの首都クアラルンプールに行った.この国は先年シンガポールと別れて独立し,その後お互いに新興国家としての進度を競い合っている,複雑な間柄にある.
当地訪問は,マレーシアの熱帯医学はもちろん,広く医学研究全般にわたってボスであるDr.Ungku Omar-Ahmad (図1)をInstitute forMedical Research (I.M.R.)に訪ねて,"仮性結核菌症"についての討議をする目的があったからである.
前号で紹介したシンガポールを離れて,12月4日早朝,私はMalaysia-Singapore Airlinesのコメット機で隣国のマレーシアの首都クアラルンプールに行った.この国は先年シンガポールと別れて独立し,その後お互いに新興国家としての進度を競い合っている,複雑な間柄にある.
当地訪問は,マレーシアの熱帯医学はもちろん,広く医学研究全般にわたってボスであるDr.Ungku Omar-Ahmad (図1)をInstitute forMedical Research (I.M.R.)に訪ねて,"仮性結核菌症"についての討議をする目的があったからである.
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