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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻1号

1970年01月発行

文献概要

私のくふう

携帯に便利な簡易恒温容器

著者: 磯川実1

所属機関: 1東京共済病院検査部

ページ範囲:P.92 - P.92

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 Lee-Whith法による全血凝固時間の測定をベッドサイドで行なう場合,採血後,検査室に持ち帰って恒温漕に入れるまでの保温には,どこでも苦心されていることと思います.特に冬は気温が下がってなおさらですが,私どもはありあわせの材料を用いた,携帯に便利な簡易恒温槽を使用して,ほぼ満足できる結果を得ていますので,お知らせしてみましょう.
 まず,水槽には(病棟で使われているのを見て,たまたま思いつたのですが)ステンレス製の,市販の体温計入れを流用しました.水漏れがあればハンダ付けをして,これに医学書院機械KKで発売している,アミラーゼ測定セット用の試験管立を入れ,小型の棒状温度計を立て,37℃の温湯を満たします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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