文献詳細
文献概要
組織細胞化学・5
酵素組織化学(4)
著者: 三友善夫1
所属機関: 1東医歯大・病理
ページ範囲:P.1054 - P.1055
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3.転移酵素(Transferase)
この酵素は酵素基質を分解し,生じた分解生成物を他の物質に付加結合させ,新しい物質を合成する酵素作用をもち,転移酵素と呼ばれる.なかでもアミノトランスフェラーゼ(トランスアミナーゼ)のGOT, GPTが日常,臨床検査でなじみぶかいであろう.しかしながら,組織化学的に検出可能な転移酵素の種類は少なく,グルコシルトランスフェラーぜ,ヌクレオチジルトランスフェラーぜ,アミノトランスフェラーゼの中の限られた酵素にすぎない.
3.転移酵素(Transferase)
この酵素は酵素基質を分解し,生じた分解生成物を他の物質に付加結合させ,新しい物質を合成する酵素作用をもち,転移酵素と呼ばれる.なかでもアミノトランスフェラーゼ(トランスアミナーゼ)のGOT, GPTが日常,臨床検査でなじみぶかいであろう.しかしながら,組織化学的に検出可能な転移酵素の種類は少なく,グルコシルトランスフェラーぜ,ヌクレオチジルトランスフェラーぜ,アミノトランスフェラーゼの中の限られた酵素にすぎない.
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