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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻11号

1970年11月発行

文献概要

組織細胞化学・5

酵素組織化学(4)

著者: 三友善夫1

所属機関: 1東医歯大・病理

ページ範囲:P.1054 - P.1055

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酵素組織化学各論
3.転移酵素(Transferase)
 この酵素は酵素基質を分解し,生じた分解生成物を他の物質に付加結合させ,新しい物質を合成する酵素作用をもち,転移酵素と呼ばれる.なかでもアミノトランスフェラーゼ(トランスアミナーゼ)のGOT, GPTが日常,臨床検査でなじみぶかいであろう.しかしながら,組織化学的に検出可能な転移酵素の種類は少なく,グルコシルトランスフェラーぜ,ヌクレオチジルトランスフェラーぜ,アミノトランスフェラーゼの中の限られた酵素にすぎない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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