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私のくふう
包埋操作における1くふう
著者: 吉里勝彦1 松尾均1
所属機関: 1大阪府立成人病センター病理検査室
ページ範囲:P.1092 - P.1092
文献購入ページに移動 従来より病理検査室で常用されている包埋操作は,現在に至ってもなおその方法に変化のみられないのが実状である.そこでわれわれの検査室としても1つの検体について,数個から数十個摘出される手術時のリンパ節群について,その包埋時間の短縮,操作の簡易化を検討してみた.
手術切除材料とともに摘出されるリンパ節群は,異なる箇所より各数個から十数個に及ぶとぎがあり,それに伴ってその包埋操作中に移す手間はかなりの時間を用するものである.そこで包埋皿へ移す回数を減らす,すなわち数個から十数個の各リンパ節群を一度に移すことができたら,その手間は大きく短縮される.
手術切除材料とともに摘出されるリンパ節群は,異なる箇所より各数個から十数個に及ぶとぎがあり,それに伴ってその包埋操作中に移す手間はかなりの時間を用するものである.そこで包埋皿へ移す回数を減らす,すなわち数個から十数個の各リンパ節群を一度に移すことができたら,その手間は大きく短縮される.
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