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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻11号

1970年11月発行

文献概要

研究

Zurkowski改良法による血清コレステロール測定試薬‘シカ403’の検討

著者: 坂野重子1 仁平葉子1 結城光子1 嶋村真知子2

所属機関: 1東女医大心研消化器病センター検査室 2中山がん研究所東京診療所

ページ範囲:P.1128 - P.1130

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 動脈硬化,高血圧など,成人病と関係が深いといわれている血清総コレステロールの測定は,今日では最も一般的な臨床検査の1つに数えられ,測定法は,北村らによって手堅く検討されたZak-Henly変法が,広く普及している.
 このZak-Henly変法1-11)は,試薬も操作も単純で,わずかな練習期間で満足すべき測定精密度が得られ,また,他に種々ある測定法に比較すれば,重厚な実績を臨床検査の中に築いてきているなど,確かにかなりの批判に耐えうる方法である.そして,それらの信頼をもって,肝機能研究班の標準操作法としても取り上げられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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