臨床検査14巻3号

1970年03月発行

臨床検査の問題点・15

Carcinoma in situの細胞診

著者： 川井一男¹ 横山朝夫² 津崎和子³

所属機関： ¹国立大阪病院検査部 ²国立大阪病院研究検査科 ³大阪府立病院研究検査科

ページ範囲：P.256 - P.261

早期癌診断にかかせない細胞診のなかで，特にCarcin-oma in situ （局在癌）の診断は困難とされている．子宮頸癌に例をとり，まちがいやすい異型増生との見分け方，浸潤癌との鑑別法などを話していただくことにする．