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総説
食中毒
著者: 辺野喜正夫1
所属機関: 1東京都立衛生研究所
ページ範囲:P.337 - P.342
文献購入ページに移動 食中毒は夏季のものという通説は消えつつある.生活水準の向上に伴う食生活の多様化,食品の大量生産と集団給食の増加などが季節感をなくし,食中毒を通年のものとしつつある。発生原因の約4割が不明といわれるわが国の食中毒—その最近の傾向,特に細菌性食中毒について解説する.
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