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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻4号

1970年04月発行

文献概要

1ページの知識 生化学

よう素−125

著者: 松村義寛1

所属機関: 1東女医大・生化学

ページ範囲:P.375 - P.375

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 ラジオアイソトープはきわめて微量のものでも検出できるので,ラジオアイソトープで標識された化合物も,そのきわめて微量のものが測定できることになる.他方,抗原抗体反応は特異性が高く,特定の抗原—抗体の組み合わせの場合にのみ沈降反応が成立するが,この両者の組み合わせによって,ラジオイムノアッセイという微量分析法が発展してきた.
 抗原性を有する物質の多くはタンパクであり,タンパク中のチロジン基はよう素と容易に反応するので,よう素のラジオアイソトープを用いて標識することができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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