文献詳細
文献概要
ノモグラム・6
コレステロールエステル比の求め方
著者: 水野映二1 青木志津子1
所属機関: 1東京・虎の門病院臨床生化学検査部
ページ範囲:P.533 - P.533
文献購入ページに移動求め方 ジギトニソー塩化鉄法(北村元仕他:臨床化学分析III,東京化学同人)で求めた総コレステロール(T.C)および遊離型コレステロール(F.C)(総コレステロールの2.5倍の抽出液を用いる)の吸光度をおのおのの目盛りにそって移行し,その交点を得,それをさかのぼると求めるエステル比となる.エステル比=T×2.5-F/T×2.5×100(%)
注意 エステル比60%以下,80%以上の値は求められない.単位のとり方を変えるこによってはTC, FCの濃度からでも求められる.なお,吸光度の交点の角度は一定であるから,図に示す*印太線の角度をもった定規を透明なセルロイドで作って,T, CとF.Cの吸光度の交点にあてて使用するとさらに便利になる.
注意 エステル比60%以下,80%以上の値は求められない.単位のとり方を変えるこによってはTC, FCの濃度からでも求められる.なお,吸光度の交点の角度は一定であるから,図に示す*印太線の角度をもった定規を透明なセルロイドで作って,T, CとF.Cの吸光度の交点にあてて使用するとさらに便利になる.
掲載誌情報