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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻6号

1970年06月発行

文献概要

ノモグラム・6

コレステロールエステル比の求め方

著者: 水野映二1 青木志津子1

所属機関: 1東京・虎の門病院臨床生化学検査部

ページ範囲:P.533 - P.533

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求め方 ジギトニソー塩化鉄法(北村元仕他:臨床化学分析III,東京化学同人)で求めた総コレステロール(T.C)および遊離型コレステロール(F.C)(総コレステロールの2.5倍の抽出液を用いる)の吸光度をおのおのの目盛りにそって移行し,その交点を得,それをさかのぼると求めるエステル比となる.エステル比=T×2.5-F/T×2.5×100(%)
 注意 エステル比60%以下,80%以上の値は求められない.単位のとり方を変えるこによってはTC, FCの濃度からでも求められる.なお,吸光度の交点の角度は一定であるから,図に示す印太線の角度をもった定規を透明なセルロイドで作って,T, CとF.Cの吸光度の交点にあてて使用するとさらに便利になる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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