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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻6号

1970年06月発行

文献概要

研究

肝吸虫卵排出から見たその生存期間

著者: 長谷川幸一1 藤間明美1

所属機関: 1新潟県厚生連葛塚病院検査室

ページ範囲:P.599 - P.600

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はじめに
 肝吸虫の生存期間は一般には数か年以上と考えられており,最も長いので小林(1910)は自分で肝吸虫メタセルカリヤを試食し,1か月後に虫卵の排出を見て,その後排出を見つづけて,満8年以上は生存しうるものと報告している1)
 私たちも1患者の虫卵の排出を観察し,より長い生存期間の成績を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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