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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻7号

1970年07月発行

文献概要

グラフ

オートタイター—血清学的検査の自動化

著者: 河合忠1 近藤泰正2

所属機関: 1日大・臨床病理 2日大臨床病理学教室

ページ範囲:P.623 - P.630

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 近年,医学の進歩とともにその診断技術の向上はめざましいものがあるが,臨床検査においても例外ではなく,必然的に検査の質の向上と量的処理の問題が起こってきている.血清学的検査はその繁雑さから,ともすると量的処理のみに追われ,質的向上がおろそかにされる傾向がある.したがって,臨床検査の自動化については,大量の検体を処理するためばかりでなく,検査の成績向上の面からも十分検討されなければならない.
このオートタイターは血清試料の倍数稀釈,試薬類の添加などの繁雑な操作を機械化し,しかも微量検査で小型のトレイを使うために,インキュベーションに要するスペースも少なくてすむ利点がある.(カットは左:V型トレイ,右:U型トレイ)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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