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1ページの知識 血清
Advances in FTA
著者: 水谷昭夫1
所属機関: 1京府医大・臨床検査部
ページ範囲:P.687 - P.687
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FTA(fluorescent treponemal antibody test)は,FAT(fluorescent antibody technique)を梅毒の診断反応に応用したおなじみの梅毒血清反応である.この反応は,1957年にHarris門下のDeaconによって創始された.
彼はその後これに若干の改良を加えてFTA-200を考案し,この検査法は一時ずいぶん普及したものであったが,やがてHunterらはこれにさらに非病原性treponema(Reiter株)による事前の吸収操作をつけ加えて,FTA-ABSを編み出した(1964).
FTA(fluorescent treponemal antibody test)は,FAT(fluorescent antibody technique)を梅毒の診断反応に応用したおなじみの梅毒血清反応である.この反応は,1957年にHarris門下のDeaconによって創始された.
彼はその後これに若干の改良を加えてFTA-200を考案し,この検査法は一時ずいぶん普及したものであったが,やがてHunterらはこれにさらに非病原性treponema(Reiter株)による事前の吸収操作をつけ加えて,FTA-ABSを編み出した(1964).
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