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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻7号

1970年07月発行

文献概要

研究

卵白グリセリンに替わる貼付剤の使用について

著者: 鈴木四郎1

所属機関: 1東邦大病院中検病理検査室

ページ範囲:P.715 - P.716

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 従来より病理組織標本の作成に際して,切片の剥離を防止するため,卵白グリセリンが最も多く賞用されているが,その作成,あるいは取り扱いの繁雑さ,過染性,共染性が鏡検や顕徴鏡写真撮影の際に障害となっている。さらに最近の多忙な業務内容などの点から,卵白グリセリンに替わってより簡素化され,より良好な結果を得るものとして新貼付剤の利用を試みた.電子顕微鏡切片をシートメッシュに接着させる方法として,Chloroprene Rubber(Neoprene W-Dupont. USA)が利用されているが,パラフィン切片にも応用して好結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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