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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻7号

1970年07月発行

文献概要

新しい機器の紹介

2,3凝固機能の器械使用による測定知見—フィブロメーター,プロトロビンタイマーを中心に

著者: 岸月宣博1 木村寿之1 植野佳子1 黒川一郎1

所属機関: 1札医大病院中検

ページ範囲:P.717 - P.721

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緒言
 本邦においては,血液凝固機能検査は日常,用手法によることが多く1),自動凝固機能測定器の知見は必ずしも多くはない2-5).著者らもかつてEmdecoプロトロンビンタイマー(Prothrombin timer)についてプロトロンビン時間(PT),部分トロンボプラスチン時間(PTT),Ca再加時間(ReCa T),トロンボテスト(TT)について若干の検討を行なった6).今回フィブロメーター(Fibrometer:Becton-Dickinson)を検討する機会を得たが,この両者についてPT,Ⅱ,Ⅴ,ⅤⅡ+Ⅹ因子測定の可能性などについて抗凝固剤,組織トロンボプラスチンを,種々変えた条件下で調べたのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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