文献詳細
文献概要
組織細胞化学・3
酵素組織化学(2)
著者: 三友善夫1
所属機関: 1東医歯大・病理
ページ範囲:P.844 - P.845
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生化学的にとり扱われている約1000種の酵素の中で,組織化学的にin situで検出できる酵素の数はそのほぼ1/5に限られたものである.
生化学的に証明される酵素と組織化学的に検出される酵素とは,その検出法が原理的に同一の場合には,酵素活性の強弱や局在性にわずかの差異が認められることがあっても,ほぼ同一の酵素活性を示しているとみなされるが,色素などの組織化学的に特有の方法を用いなければ検出されないときには,生化学的な研究結果と組織化学的所見の比較には注意を要する.
生化学的にとり扱われている約1000種の酵素の中で,組織化学的にin situで検出できる酵素の数はそのほぼ1/5に限られたものである.
生化学的に証明される酵素と組織化学的に検出される酵素とは,その検出法が原理的に同一の場合には,酵素活性の強弱や局在性にわずかの差異が認められることがあっても,ほぼ同一の酵素活性を示しているとみなされるが,色素などの組織化学的に特有の方法を用いなければ検出されないときには,生化学的な研究結果と組織化学的所見の比較には注意を要する.
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