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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻9号

1970年09月発行

文献概要

1ページの知識 細菌

ブドウ球菌とレンサ球菌

著者: 土屋俊夫1

所属機関: 1日大・臨床病理

ページ範囲:P.894 - P.894

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1.ブドウ球菌
 ブドウ球菌のブドウという語源はギリシア語の"Staphyle(ブドウの房)"という意味に由来しており,グラム染色標本ではグラム陽性のブドウの房状の配列を示す.しかし検体を直接染色した場合は双球状または短い連鎖で,レンサ球菌との見分けが困難なことがある.ブドウ球菌の分類は以前は色素産生能による分類がなされ,黄色ブドウ球菌,白色ブドウ球菌,レモン色ブドウ球菌のごとく区分されたが,今日ではコアグラーゼ産生能とマンニット分解性による分類がなされて,黄色ブドウ球菌,表皮ブドウ球菌の2者に分けられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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