icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻9号

1970年09月発行

文献概要

研究

オキシタラン(Oxytalan)線維染色法の検討

著者: 清野和夫1

所属機関: 1東医歯大口腔病理学

ページ範囲:P.917 - P.921

文献購入ページに移動
はじめに
 1958年にFullmerおよびLillieは結合組織の中に膠原線維,弾性線維,細網線維とは異質の線維が存在することを見いだし,オキシタラン(Oxytalan)線維と名づけた.Oxytalanはギリシア語由来で,この線維が酸に抗抵性を示すことを意味している.
 オキシタラン線維はヒトの歯根膜,歯肉に著明に見られ,腱,膝蓋靱帯,血管外膜,皮膚付属装置周囲,真皮にも存在する.ヒト以外でもサル,ブタ,イヌ,ヒツジ,ウサギ,モルモット,ラット,マウスなどの歯根膜その他に見いだされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?