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文献詳細

雑誌文献

臨床検査15巻11号

1971年11月発行

Senior Course 細菌

嫌気性菌の検査

著者: 永井龍夫1

所属機関: 1札医大・中検

ページ範囲:P.1152 - P.1152

文献概要

 偏性嫌気性の病原菌としてはクロストリジウム(Clostridium)属があり,これはグラム陽性盂菌で芽胞を形成し,菌体外毒素を産生する.本菌属には創傷感染の原因菌となる破傷風菌やガス壊疽菌群,ならびに食中毒の原因菌のボツリヌス菌がある.
 なお近年クロストリジウム菌属以外の嫌気性菌,すなわち無芽胞嫌気性菌がいろいろの感染症の病原菌として検出され,臨床細菌検査の立場から注目されるようになってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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