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文献詳細

雑誌文献

臨床検査15巻12号

1971年12月発行

文献概要

特集 酵素検査法 生化学

ペプシン Pepsin

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.1243 - P.1243

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いとぐち
 胃粘膜の主細胞からペプシノーゲンが分泌され,傍細胞から分泌される塩酸により賦活を受けてペプシンとなり,タンパクのペプチド鎖に作用して芳香族残基に隣接するペプチド結合を加水分解して,タンパクの消化作用を遂行している.
 血中にもなにがしかのペプシノーゲンもしくはペプシン様のタンパク分解活性が認められており,さらに尿中にも同様な活性が存在することが知られているが,疾病の診断上の意義は大きいとはいえないので,ペプシン活性の検査は臨床検査としては広く行なわれてはいない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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