文献詳細
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特集 酵素検査法 血液
セルロプラスミン Ceruloplasmin
著者: 清水盈行1
所属機関: 1昭和大・内科
ページ範囲:P.1270 - P.1272
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セルロプラスミンはα2—グロブリン分画にある銅タンパクであって,分子量15万のきれいな青色を呈すタンパクである.腸管から吸収された銅は肝臓でセルロプラスミンに合成され,血中を循環するが,胆汁を通じて排泄され,尿中へは排泄されない.血清中以外では肝臓,腎臓の2臓器のみに存在する.
p—フェニレンジアミンなどジアミンを酸化するので,そのオキシダーゼとしての酸化作用を利用して測定する方法が考えられている1).
セルロプラスミンはα2—グロブリン分画にある銅タンパクであって,分子量15万のきれいな青色を呈すタンパクである.腸管から吸収された銅は肝臓でセルロプラスミンに合成され,血中を循環するが,胆汁を通じて排泄され,尿中へは排泄されない.血清中以外では肝臓,腎臓の2臓器のみに存在する.
p—フェニレンジアミンなどジアミンを酸化するので,そのオキシダーゼとしての酸化作用を利用して測定する方法が考えられている1).
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