icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査15巻12号

1971年12月発行

文献概要

特集 酵素検査法 血液

β-ゲルクロニダーゼ β-Glucuronidase

著者: 古沢新平1

所属機関: 1東医歯大第1内科

ページ範囲:P.1280 - P.1281

文献購入ページに移動
はじめに
 β-グルクロニダーゼ(β-Gl)は,グルクロナイド化合物の6の位置のカルボキシル基に作用して,その加水分解を触媒する(図).
 β-Glは,酸性ホスファターゼとともに,リソソーム含有の代表的酵素であるが,血液の分野におけるその臨床的意義に関しては,檀野1)は急性白血病細胞の病型分類と治療効果の予測に,Yamら2)はリンパ系腫瘍の診断に応用を試みているが,この方面の研究はまだ緒についたところであり,今後の研究が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?