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特集 酵素検査法 血液
β-ゲルクロニダーゼ β-Glucuronidase
著者: 古沢新平1
所属機関: 1東医歯大第1内科
ページ範囲:P.1280 - P.1281
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β-グルクロニダーゼ(β-Gl)は,グルクロナイド化合物の6の位置のカルボキシル基に作用して,その加水分解を触媒する(図).
β-Glは,酸性ホスファターゼとともに,リソソーム含有の代表的酵素であるが,血液の分野におけるその臨床的意義に関しては,檀野1)は急性白血病細胞の病型分類と治療効果の予測に,Yamら2)はリンパ系腫瘍の診断に応用を試みているが,この方面の研究はまだ緒についたところであり,今後の研究が期待される.
β-グルクロニダーゼ(β-Gl)は,グルクロナイド化合物の6の位置のカルボキシル基に作用して,その加水分解を触媒する(図).
β-Glは,酸性ホスファターゼとともに,リソソーム含有の代表的酵素であるが,血液の分野におけるその臨床的意義に関しては,檀野1)は急性白血病細胞の病型分類と治療効果の予測に,Yamら2)はリンパ系腫瘍の診断に応用を試みているが,この方面の研究はまだ緒についたところであり,今後の研究が期待される.
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