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文献詳細

雑誌文献

臨床検査15巻12号

1971年12月発行

文献概要

特集 酵素検査法 病理

ATPase Adenosine triphosphatase

著者: 堀浩1

所属機関: 1北大理学部・動物学

ページ範囲:P.1320 - P.1321

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ATPaseとは
 ATPaseとは,一般にATP→ADP+Piの反応を触媒する酵素のことである.組織化学的にこの反応を証明することはそんなに困難なことではないが,得られた結果の判定はややむずかしい.なぜならATPaseでなくともATPを加水分解する酵素は他にいくつもあるからである。そのうち最も卑近なものはアルカリホスファターゼであろう.どうしたら本当のATPaseとその他のものを区別できるかはかなりめんどうな問題であるが,それについては結果の項でふれるとして,まず固定染色の方法を先に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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