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特集 酵素検査法 病理
非特異性エステラーゼ Non-specific esterase
著者: 水谷昭1
所属機関: 1愛知県心身障害者コロニー中央病院中検部
ページ範囲:P.1321 - P.1324
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エステラーゼは広義では有機酸あるいは無機酸とアルコールからエステルを生成し,また逆にエステルを加水分解して酸とアルコールを生ずる反応を触媒する酵素の総称である.したがってリン酸エステルの生成分解に働くホスファターゼや,硫酸エステルの生成分解に働くスルファターゼ(sulfatase)などもこれに含まれる.それらの中で,
R-COOR'+H2O⇄RCOOH+R'OH
エステラーゼは広義では有機酸あるいは無機酸とアルコールからエステルを生成し,また逆にエステルを加水分解して酸とアルコールを生ずる反応を触媒する酵素の総称である.したがってリン酸エステルの生成分解に働くホスファターゼや,硫酸エステルの生成分解に働くスルファターゼ(sulfatase)などもこれに含まれる.それらの中で,
R-COOR'+H2O⇄RCOOH+R'OH
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