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研究
東北大病院産婦人科における母児間血液型不適合に関する検査
著者: 田中礼子1
所属機関: 1東北大産婦人科
ページ範囲:P.274 - P.277
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母児間血液型不適合に関する検査体制の整備は,わが国では欧米に比べて著しく遅れているが,数年来,この方面への関心をもつ人が多くなり,地区のセンター的な役割をもつ施設も増加しつつある.
東北大病院産婦人科教室でも,研究と地区のセンター的役割の両面の必要に応じて,1964年1月からRh-Hr式血液型検査を始め,その後免疫抗体,羊水分析などの検査も実施しているので,血清ビリルビンの超微量定量をも加えて,その方法や検査件数の変動などについて報告したい.
母児間血液型不適合に関する検査体制の整備は,わが国では欧米に比べて著しく遅れているが,数年来,この方面への関心をもつ人が多くなり,地区のセンター的な役割をもつ施設も増加しつつある.
東北大病院産婦人科教室でも,研究と地区のセンター的役割の両面の必要に応じて,1964年1月からRh-Hr式血液型検査を始め,その後免疫抗体,羊水分析などの検査も実施しているので,血清ビリルビンの超微量定量をも加えて,その方法や検査件数の変動などについて報告したい.
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