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カラーグラフ
風土病の検査(3)—野兎病
著者: 大原甞一郎1
所属機関: 1福島市大原綜合病院
ページ範囲:P.318 - P.319
文献購入ページに移動問診によって患者からラビット・ヒストリーを聞きだすことがたいせつ.しかし確定診断には検査室内の諸検査の結果を待たねばならぬ.まず野兎病菌の分離培養がもとになる.それから野兎病菌の生物学的特性を知らねばならぬ.抗原抗体反応中血清凝集反応と皮内反応は欠かせない.摘出リンパ節の病理組織検査も必要だが,それには血清免疫学的な裏づけが要求される.
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